昇降式ダイニングテーブルは、高さを変えられることで様々な使い方ができます。例えば、ダイニングテーブル・ローテーブル・デスクワーク用テーブルといった具合です。このように様々なシチュエーションに対応できるため、万能なテーブルというイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
しかし、昇降式ダイニングテーブルにもデメリットがあります。そこで、本コラムでは、昇降式ダイニングテーブルのデメリットについて掘り下げていきます。購入の判断の参考になれば幸いです。
昇降式ダイニングテーブルとは?
そもそも昇降式ダイニングテーブルとは、どのようなものでしょうか。リフティングテーブルやリフトアップテーブルと呼ばれることもありますが、簡単にいえばテーブルの高さを変えられるテーブルの総称です。
一般的なテーブルであれば高さが固定されているため、高さを変えるためには別途テーブルを購入しなければいけません。昇降式ダイニングテーブルであれば、1台で何役もこなせるためテーブルを購入せずに済むでしょう。そのため、様々なシチュエーションで使いたいという方から人気があります。
昇降式ダイニングテーブルの5つの種類
昇降式ダイニングテーブルのデメリットを紹介する前に、簡単に5つの種類について紹介します。
・無段階調整
ガス圧や油圧式の昇降式ダイニングテーブルでは、下限から上限の高さまで自由に調整が可能です。椅子の高さや身長に合わせられるため、使い勝手に優れているタイプです。
・段階式
次に、段階式の昇降テーブルです。3段階・5段階というように、調整できる高さが決まっています。無段階調整よりも自由度が低くなるため、購入する際はどの高さに調整できるのかを確認してください。テーブルによっては、都合の良い高さに調整できない可能性もありますので、注意が必要です。
・電動式
高さを電動により調整するテーブルのことです。パソコンデスクなどで採用されています。多少の荷物であれば、置いたままの状態で高さを調整できるのが魅力です。しかし、無段階・段階式に比べて高額になります。
・X脚タイプ
テーブルの脚がX字のようにクロスしているタイプの昇降式ダイニングテーブルです。このテーブルの構造は安定しやすいですが、脚を伸ばすスペースに限りがあります。意外に座りづらいと感じる方もいるので注意が必要です。このタイプでは、下限の高さにすることでコンパクトに収納できることが多いのも特徴です。
・一本脚タイプ
一方で、一本脚のタイプの昇降式ダイニングテーブルもあります。一本脚タイプは足元がすっきりとしているため、X脚タイプに比べて座りやすいでしょう。しかし、テーブルの高さを上げるほど不安定になるため、上限の高さを低めに設定していることがあります。ダイニングテーブルとして使用するためには高さが足りないこともありますので、注意が必要です。
昇降式ダイニングテーブルのデメリットとは
それでは、本題である昇降式ダイニングテーブルのデメリットを紹介します。
・思ったほど高さを変える場面がない
昇降式ダイニングテーブルのデメリットとしては、意外と高さ調整機能を使う場面がない方もいることです。使い勝手の良さから昇降式テーブルを選んでみたものの、使う機会がないため後悔することにもなります。
・デザイン性が限られる
昇降式ダイニングテーブルのデメリットは、デザイン性が限られることです。インテリアのコーディネートを楽しみたい方にとっては、満足のいく結果につながらないかもしれません。
・値段が高いこともある
昇降式ダイニングテーブルは、機能性が拡張されているため同サイズのテーブルよりも高額になりやすいのがデメリットです。
・本体の重量が重くなる
耐久性・バランスを保つために昇降テーブルは、本体の重要が重くなります。X脚タイプであれば軽量タイプもありますが、一本脚タイプは下に重量を配分する必要があるため重くなってしまいます。
・バランスが悪い
一本脚・X脚、どちらのタイプも高さを上げるほどバランスが悪くなります。一般的な4本脚のテーブルに比べると安定感にかけるため、使用する際はテーブルの端に荷重をかけないようにしましょう。
・故障する可能性
無段階・段階式・電動式のいずれであっても故障する可能性があります。故障してしまうと高さを調整できなくなり、昇降式テーブルとして機能しません。修理などの対応が必要になります。
・子どもがいたずらをする可能性
高さを調整できるテーブルは、子どもにとって興味を惹かれるアイテムです。しかし、昇降式テーブルは重量があるため、子どもがいたずらや操作をしてしまうと思わぬケガにつながるおそれがあります。子どもがいる家庭では、昇降式テーブルを使わないようにするか、ロック機能のついているタイプを選びましょう。
・誤操作の可能性
レバーなどを意図せずに触ってしまい、不意にテーブルの高さが変わる可能性もあります。操作部分の近くには座らないなどの注意が必要です。
昇降式ダイニングテーブルが向いている人
メリット・デメリットから昇降式ダイニングテーブルが向いている人は以下のとおりです。
- 1台で何役にもなるテーブルがほしい
- 自分にあう高さのテーブルを買いたい
- 多機能性に魅力を感じる
- 頻繁に模様替えをする
- 来客が多い
- 人と違うものが好き
- サブテーブルとして使いたい
デメリットはあるが非常に優れたツール
本コラムでは、昇降式ダイニングテーブルのデメリットを紹介してきました。しかし、デメリットがあるものの、高さを変えられるメリットは他のテーブルにありません。
昇降式ダイニングテーブルは、頻繁に高さを変える必要がある方にとっては非常に有益なツールです。例えば、ワーク用のデスクとダイニングテーブルを兼用している場合は都合が良いでしょう。また、普段はセンターテーブルやローテーブルとして使用し、来客時やイベントの際に、ダイニングテーブルとして使うなども便利な方法です。
このように昇降式テーブルは向いている方が使うことにより、その利便性を発揮できます。
昇降式ダイニングテーブルのおすすめ商品
当店おすすめの昇降式ダイニングテーブルは、以下の2種類です。
昇降式ダイニングテーブル 幅110cm ブラウン ガス圧 無段階 完成品
おすすめポイント
- 無段階調整・X脚タイプ
- デザイン性に優れている
- ブラウン・ホワイトの2色
- キャスター付きで移動しやすい
おすすめポイント
- 無段階調整・X脚タイプ
- 天板の広さを2通りで利用可能
- ナチュラル・ブラウン・ホワイトの3色
- キャスター付きで移動しやすい
※どちらも高さ調整機能にロック機能はありません。